2013年10月24日

頭部外傷(挫創)、脳震盪について

頭部の皮膚(頭皮)は血管に富んでいて
切れた場合には出血が多くなる傾向があります
また、出血点が髪の毛で分かりにくく
初期の止血操作を行いにくいため
長時間にわたり出血が続くことがあります

ただし出血量が高度でない限り
圧迫止血(圧迫は一定の圧で動かさないようにすること)を
5〜10分行えば止血は通常完了します
止血が済んだ場合はそのままの状態でいったんはスポーツに復帰しても
多くの場合問題ありません

脳震盪とは意識がなくなる状態だけではなく
意識や精神活動が混乱したり(ボーっとしながらプレーを続けたり)
試合の前後のことを思い出せなかったりする「健忘」という症状も含まれます

「健忘」は試合中に頭を打った後も元気にプレーを続け
試合が終わった後に試合の状況を忘れていることもあるような怖い症状です
よって、転倒などをして意識が朦朧としている選手は躊躇せずに
いったん試合から離脱させるべきです
その際には無理に歩かせないようにします(場合によっては担架を用意してもらう)
その後は選手の意識状態が当初良くても、後で悪化することもあることから
頻回に声をかけるなどして意識状態をしっかり把握する必要があります
試合への復帰は注意を要しますが不可能ではありません

ただし通常、頭痛、物忘れ、耳鳴り、聴力障害、めまい
目の焦点が合わない、手足のふるえ、吐き気などが
1週間程度続く場合が多く、試合後早期の医療機関への受診が必要です



posted by 浜田山大地整骨院 at 18:44 | スポーツ障害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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